短い鉛筆の利用法。最後まで使い切ったり、寄付できるの?
短い鉛筆を無駄なく使いたい
小学校などで使う鉛筆。
使うには短くなってしまったけど捨てるのはもったいない。
でも他に使い道もなく、なんとなくとってあるってことありますよね。
なんとかして、この短くなった鉛筆の活用法がないか、最後まで使いきれないかを考えてまとめてみました。
短い鉛筆の利用法にはどんなものがある?
短い鉛筆の活用法として
- コンパス用の鉛筆として使う
- 芯だけ取り出して使う
などがあります。
コンパス用の鉛筆として使う
「コンパス用の鉛筆として使う」
というのは、コンパスの使用頻度を考えれば、使っても鉛筆1~2本です。
残念ながら、これでは家にたくさんある鉛筆を消費できませんよね・・・。
芯だけ取り出して使う
「芯だけ取り出して使う」
という方法ですが、芯を取り出してどうするのかというと、芯だけを別の軸に入れて再利用するんです。
製図用などに使うシャープペンには、鉛筆と同じ太さの2mmの芯を使えるものがあるんですね。
2mmシャープペンで比較的入手が簡単なのは「大人の鉛筆」です。
私も愛用していますが、鉛筆と先端の長さがほぼ一緒なので持っている感覚は鉛筆と変わりません。
最近では、ダイソーやセリアなどの100円ショップにも同じようなシャーペン鉛筆が売られています。
鉛筆の芯の長さが2cmぐらいでも、新しい芯を入れるとシャープペンの芯と同じように、後ろの芯が短い芯を押し出してくれるので最後まで使うことができます。
ただ、色鉛筆は芯の太さが3mm以上のものが多く太さが違うため、大人の鉛筆では使用できません。
鉛筆の芯の取り出し方
鉛筆の芯の取り出し方ですが、鉛筆のお尻のほうを見ると半分ずつ色や模様が違うのがわかると思います。
その境目に沿ってカッターなどで筋を入れるとパカッと半分になります。
(鉛筆によってはキレイに割れないものもあります)
六角えんぴつ、丸えんぴつ、三角えんぴつでも割り方は同じです。
短い鉛筆をつなげて長くする方法
短い鉛筆をつなげて長くする方法ですが
- 鉛筆補助軸とつなげて長くする方法
- 鉛筆自身をつなげて長くする方法
という方法があります。
鉛筆補助軸とつなげて長くする方法
鉛筆補助軸とつなげて長くする方法ですが、鉛筆補助軸というのは短くなった鉛筆にはめて使うもので昔からある金属製の銀色のキャップみたいなものですね。
今では、プラスチック製のキャラクターデザインのものやグリップを回すと鉛筆が出てくる回転式のものなど、いろんな種類の鉛筆補助軸があります。
ただ、お子さんによっては鉛筆補助軸が太く、手になじまない子もいるようなので、あまり無理をして使わせないようにしてください。
鉛筆自身をつなげて長くする方法
鉛筆自身をつなげて長くする方法ですが、まだ発売になっていませんが2本の鉛筆を削って1本の鉛筆にするという画期的な鉛筆削りがあるんです。
この鉛筆削りが発売されれば、短い鉛筆も簡単に長くすることができますね。
近いうちに、1500~2000円ほどで販売されるようです。
<追記>販売が開始されて現在ネットショップなどでも購入できます。
鉛筆補助軸を使っても書きにくくなる2~3cmの鉛筆であれば、新しい鉛筆に木工用ボンドでくっつけて使うという方法もあります。
ただ、この方法は使用中にも突然鉛筆が取れるおそれもあるので、鉛筆を使うとき、削るときは注意が必要です。
また、ドラえもんでホチキスで2本の鉛筆をくっつける方法がやっていたのですが、実際にやってみたところ、いきなり留めたところから折れてしまい、ホチキスの針がむき出しになり、かなり危険でした!
短い鉛筆がたくさんあるから寄付したい!
これは鉛筆に限ったことではないのですが、
中古品、しかも使えないほど小さくなってしまった鉛筆を寄付されてしまっても困るということが多いようです。
海外に寄付する場合でも、寄付できるものは
「使用できる長さのもの」
に限られてることがほとんどです。
明確な目的があって、ボランティア団体などで短くなった鉛筆などを回収しているのでなければ、個人で寄付というのはかなり難しいのです。
地域によっては文房具屋さんが小さい鉛筆を引き取ってくれて、新品の鉛筆と交換してくれるというところもあるようです。
しかし基本的には、自分の鉛筆は最後まで自分で使い切るか、一定の長さになったらゴミとして処分するしかないようです。
まとめ
鉛筆は使い方によっては最後まで使いきれるものです。
今まで処分に困っていた小さな鉛筆が、まだまだ使えるってことがわかったと思います。
ぜひ最後の最後まで鉛筆を使ってみてください。