初節句を迎える男の子が5月、4月、3月生まれの時は?
初節句は、お子さんが生まれて初めて迎える一生に一度の大切なお節句です。
男の子の場合は5月5日の「端午の節句」に、5月人形(武者人形、兜飾り)や鯉のぼりを贈ります。
しかし赤ちゃんが生まれた日がお節句に近い場合はどうしたらいいか、生まれてから迷わないために早めに確認してみましょう。
初節句の男の子が5月生まれの時は?
おそらく5月生まれで1番困るのが1日、2日、3日、4日、5日に生まれた男の子の初節句だと思います。
私のお友達も5月3日に男の子を出産しました。
この場合は初節句はどうするればいいのでしょう?
答えは
お母さんと赤ちゃんの負担を考えて来年(1歳になる時)に初節句を行います。
私のお友達も入院中だったため、旦那さんが用意してくれた陣羽織をかけて写真を撮って、初節句のお祝いは1歳の誕生日と一緒にやったそうです。
5月の初めの生まれなら、まだ入院中の可能性もありますよね。
そんなときに無理をして初節句をする必要はありません。
次の年の5月に1歳のお誕生日も兼ねてみんなでお祝いしてあげてください。
初節句の男の子が4月生まれの時は?
4月生まれの男の子の場合も、無理して翌月に初節句を行う必要はありません。
理由は5月生まれの子と同じで、まだ1カ月にもならない赤ちゃんとお母さんには負担がかかるからです。
4月上旬生まれの男の子で5月に初節句をやる場合は、出産前から5月人形や鯉のぼりの下見をしておかないと赤ちゃんが生まれた後、五月人形や鯉のぼりを探すのは大変です。
赤ちゃんが生まれて最初の1カ月は、お母さんも寝不足で精神的にも身体的にも疲労が溜まる時期です。
初節句は準備なども大変ですので無理をしないようにしてください。
初節句の男の子が3月生まれの時は?
3月生まれの男の子の場合は、お母さん、赤ちゃんに負担がないようにすれば5月に初節句を行うこともできます。
3月上旬には5月人形や鯉のぼりが店頭に飾られるようになるので、3月上旬生まれの男の子なら生まれてからでも間に合います。
選ぶ場合はお父さんが下見に行って、お母さんが外出できるようになる頃に一緒に見て購入するといいでしょう。
武者人形、兜飾りのような「内飾り」は3月20日春分の日を過ぎた頃から飾るのでじゅうぶん間に合います。
3月末の生まれでも、4月上旬ごろまでは五月形や鯉のぼりはありますので下見をしておけば間に合いますが、忙しいようでしたら無理して同じ年にやる必要はありません。
3・4・5月生まれの男の子の初節句のまとめ
お節句にお誕生日が近いと色々と悩むと思いますが初節句は可愛いお子さんの為に行う大切な行事です。
初節句を1年遅らせる場合は、ご両親や親戚、友人などに早めに連絡をしておくと、お祝いをしていただく方の予定も立てやすいので、出産予定日がお節句に近い場合は早めに計画を立てておきましょう。