短い鉛筆を活かしきる利用法!「もったいない」を「ありがとう」に変える7つのアイデア

スポンサーリンク
この記事は約9分で読めます。
記事内に広告が含まれていることがあります

1. 補助軸で最後まで書き尽くす

短い鉛筆の最も一般的な使い道は、補助軸(鉛筆ホルダー)を使用することです。
これにより、短くて持ちにくくなった鉛筆も元の長さのようにしっかりと握って最後まで書き切ることができます。

プラスチック製のキャラクターが書かれている補助軸も多くありますが、長く使うのなら金属製の補助軸のほうが握りやすさや耐久性が高いのでお勧めです。

鉛筆ホルダーとしては高級ですが、ステッドラーの鉛筆ホルダーはアルミでできており見た目も握りやすさも書いた時の重さのバランスも素晴らしいので、小学校高学年、中学生、高校生、大人になってからもずっと使える鉛筆ホルダーです。

他にも無印良品の「両端がつかえる鉛筆キャップ」やクツワの「キャップ&ホルダー」などは、補助軸ではありませんが短くなった鉛筆を両側から差し込んでつなげ一本の長い鉛筆として使えるようにするツインタイプのキャップです。

こちらの記事で、家にあるもので簡単に作れる鉛筆ホルダーの作り方も紹介しています。

2. 鉛筆同士をつなげてリサイクル

中島重久堂の専用の鉛筆削り(TSUNAGOなど)や接着剤を使って、短い鉛筆と短い鉛筆、またはは短い鉛筆と新品の鉛筆をつなげる方法があります。
これは鉛筆を文字通り「一本の命」として最後まで使い切るエコな方法です。

この中島重久堂の「TSUNAGO」と同じように、北星鉛筆が販売している短くなった鉛筆を連結させて最後まで使い切れるようにした「ゼロウェイスト つなぐ鉛筆」というものもあります。

「ゼロウェイスト つなぐ鉛筆」は最初から「TSUNAGO」で削ったような形状をしていて、つなぎやすいように通常の鉛筆よりも短い12cmサイズで販売されています。

メーカーの公式な情報ではありませんが、「ゼロウェイスト つなぐ鉛筆」は「TSUNAGO」で削った鉛筆と接続部分の形状がほぼ同じサイズのため「ゼロウェイスト つなぐ鉛筆」と「TSUNAGO」で削った鉛筆はつなぎ合わせることができるようです。

鉛筆補助軸を使っても書きにくくなる2~3cmの鉛筆であれば新しい鉛筆に木工用ボンドで直接くっつけて使うという方法もありますが、接着剤でつなげる方法は使用中にも突然鉛筆が取れるおそれもあるので、鉛筆を使うとき、削るときは注意が必要です。

以前、ドラえもんでホチキスで2本の鉛筆をくっつける方法がやっていたので実際にやってみたところ、いきなり留めたところから折れてしまいホチキスの針がむき出しになり、かなり危険でした!
ホチキスの針は鉛筆の芯を削る時にも鉛筆削り器の刃を痛めたり故障の原因にもなる恐れがあるので、この方法はおススメしません。

3. コンパス専用の鉛筆に

コンパスの芯として短い鉛筆は最適です。
削る頻度が低くても支障がなく、短い方がコンパスにセットしやすいという利点があります。

ただコンパスの使用頻度を考えれば、使っても鉛筆1~2本です。
残念ながら、これでは家にたくさんある鉛筆を消費できませんよね・・・。

4. 手帳に挟む携帯用のメモ用鉛筆に

短いのでかさばらず、サッと取り出してメモを取るのに便利です。
クリップ付きの補助軸と組み合わせれば無くす心配もありません。

5. 潤滑剤として活用する(鍵穴・ファスナー)

鉛筆の芯に含まれる黒鉛(グラファイト)は潤滑剤として使えます。

色鉛筆は黒鉛が入っていないので、潤滑剤として使うことができません。

鍵穴の滑りを良くする

滑りの悪い鍵に黒鉛を塗ると、滑りが良くなりスムーズに開閉できるようになります。

理由は鉛筆の芯の黒鉛は鍵穴専用の潤滑剤と同じく油分を含まないため、ホコリを吸着しにくく滑りを良くする効果があるからです。

しかしこの方法は応急処置としては有効ですが、いくつか注意点があります。

鉛筆の芯の粉を鍵穴に入れないこと

鉛筆の芯の粉を鍵穴に大量に入れたり、鉛筆の芯を直接鍵穴に差し込んだりしないでください。
鉛筆の粉が塊になって鍵穴の中に溜まってしまったり鍵穴の中で芯が折れてしまうと、鍵の修理や交換が必要になってしまいます。

「鍵」に塗って使うこと

鍵自体に黒鉛を塗ると、安全で効果的に滑りを良くすることができます。

鉛筆の芯の粉の塗り方
  • Bや2B、4Bなど、黒鉛含有率が高い芯が柔らかい鉛筆を使用します
  • 綿棒などを使い、鍵のギザギザや凹凸のある部分に鉛筆の芯の粉をムラなく塗ります
  • 鉛筆の芯の粉を塗った鍵を鍵穴にゆっくりと入れて数回抜き差ししてから回します
  • 何度か繰り返して鍵の動きがスムーズになったら終了です
  • 服や手が汚れるのを防ぐため布などで鍵に残った黒鉛を軽く拭き取ってください

ギザギザがないディンプルキー(表面に複数の小さなくぼみがある鍵)にも使えます。

ディンプルキーに鉛筆の芯の粉を塗る場合は
  • 通常のカギと同じでBや2B、4Bなど、黒鉛含有率が高い芯が柔らかい鉛筆を使用します
  • 綿棒などを使い、鍵の表面にある「くぼみ」の部分、鍵の「側面」にある細い溝、鍵の「先端から根元まで」の平らな部分全体に鉛筆の芯の粉をムラなく塗ります
  • 鉛筆の芯の粉を塗った鍵を鍵穴にゆっくりと入れて数回抜き差ししてから回します
  • 何度か繰り返して鍵の動きがスムーズになったら終了です
  • 服や手が汚れるのを防ぐため布などで鍵に残った黒鉛を軽く拭き取ってください

シャープペンの芯は使わない

シャープペンの芯は鉛筆の芯よりも硬く作られているため、鍵穴内部を傷つけるおそれがあるため使用は避けてください。

応急処置にとどめること

鉛筆の芯による対処は一時的な応急処置です。

応急処置として試してみて症状が改善しない場合は、無理せず鍵穴専用のパウダースプレーを使うか鍵の専門業者に相談してください。

おまけ 絶対に「クレ5-56」を使わないこと!

市販の「クレ5-56」やミシン油など、鍵穴専用ではない油性の潤滑剤は絶対に鍵穴に注入しないでください。

特にクレ5-56は「とりあえず金属の動きが悪いときはクレ5-56をスプレーしておけば何とかなる」というぐらいの安心感があり、家のお守りのような存在で常備しているという人も多いと思います。

なぜクレ5-56を鍵穴に使ってはいけないかというと、クレ5-56の油が鍵穴内部でホコリやゴミを吸着して時間の経過とともに粘着性のある固まりとなってしまい、鍵穴の故障の原因となってしまうからなんですね。

ファスナーの滑りを改善

固くなったファスナーの金具部分にも黒鉛を塗りつけると滑りが格段に良くなります。

黒鉛を潤滑剤として使うと滑りがよくなりますが、黒鉛は服などの布製品に着くと黒くなってしまいキレイに落ちません。
ファスナーの潤滑剤として使う場合は色の薄い生地には使わないようにしてください。

6. 芯だけを取り出して使う

芯をカッターナイフなどで削り出し、芯のみを利用する方法です。

芯を取り出してどうするのかというと、芯だけを別の軸に入れて再利用するんです。
製図用などに使うシャープペンには、鉛筆と同じ太さの2mmの芯を使えるものがあるんですね。

2mmシャープペンで比較的入手が簡単なのは、北星鉛筆が販売している「大人の鉛筆」です。

私も愛用していますが、鉛筆と先端の長さがほぼ一緒なので持っている感覚は鉛筆と変わりません。

鉛筆と大人の鉛筆

最近では、ダイソーやセリアなどの100円ショップにも同じようなシャーペン鉛筆が売られています。

鉛筆の芯の長さが2cmぐらいでも、新しい芯を入れるとシャープペンの芯と同じように後ろの芯が短い芯を押し出してくれるので最後まで使うことができます。

ただ、色鉛筆は芯の太さが3mm以上のものが多く太さが違うため、大人の鉛筆では使用できません。

鉛筆の芯の取り出し方

鉛筆の芯の取り出し方ですが、鉛筆のお尻のほうを見ると半分ずつ色や模様が違うのがわかると思います。

鉛筆の割り方

その境目に沿ってカッターなどで筋を入れるとパカッと半分になります。
(鉛筆によってはキレイに割れないものもあります)

鉛筆の割り方

六角えんぴつ、丸えんぴつ、三角えんぴつでも割り方は同じです。

鉛筆の芯の先が丸くなってしまっても芯を削るための「芯削り器」というものもあるので、普通の鉛筆のように先を尖らせて使うこともできます。

7. 寄付や供養

「えんぴつRe:プロジェクト」など国内外の子供たちに寄付する活動や、北星鉛筆が行う「鉛筆供養」などの活動もあります。

えんぴつRe:プロジェクト

『えんぴつReプロジェクト』としてえんぴつ回収をされていた穴織カーボン株式会社さんが鉛筆の回収を2024年3月にて終了されました。

そのため『えんぴつReプロジェクト』も終了となっていましたが、運営団体がいろどりマーケットさんへと移行し再開されました。運営団体がいろどりマーケットさんと変わったため鉛筆の送付先が変更となっています。

北星鉛筆「鉛筆供養」

「東京ペンシルラボ」という北星鉛筆さんの鉛筆資料館および工場見学施設では、身近な「鉛筆」についての歴史や製造方法、豆知識などを楽しく学べる平日限定の事前予約制のガイドツアー(工場見学)があります。

その工場見学の際に、5cm以下まで短くなり役目を終えた鉛筆に感謝の気持ちを込めて「東京ペンシルラボ」内にある鉛筆地蔵に入れると、北星鉛筆さんが供養してくれるそうです。

また供養のために足を運んだお礼として、役目を終えた鉛筆5本ごとにオリジナル鉛筆を1本いただけるそうです。

オリジナル鉛筆はもらえませんが、遠方で工場見学に行かれない人のために北星鉛筆さんでは鉛筆の代理供養も実施されています。
使い終わった鉛筆を北星鉛筆さん宛に送ると、毎年11月23日に北星鉛筆さんにて行われている鉛筆感謝祭の時に地元の白髭神社の宮司さんを北星鉛筆さんの敷地内にある「鉛筆神社」にお招きして、鉛筆供養の式典を行い供養して頂けるそうです。

まとめ

短い鉛筆は単なる「残り物」でなく、使い方によっては「最後まで使いきれるもの」です。

補助軸や接着で再利用する実用的な方法から、黒鉛の特性を活かした潤滑剤としての活用まで、その使い道はいろいろです。

ぜひお手元の短い鉛筆をただのゴミとして捨てるのではなく、最後の最後まで使ってみてください。

タイトルとURLをコピーしました