初節句を迎える男の子が3月・4月・5月生まれのときはどうする?生まれ月別の完全ガイド

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男の子が生まれて初めて迎える5月5日「端午の節句(初節句)」は、一生に一度の特別なお祝いです。
五月人形や鯉のぼりを飾り、赤ちゃんの健やかな成長を家族みんなで願う、とても大切な行事です。

ところが、生まれた月によっては「今年やるべきか、来年に延ばすべきか」と悩む方が多くいます。

特に3月・4月・5月生まれの男の子は、端午の節句が目の前に迫った時期に生まれるため、準備の時間もなく、お母さんと赤ちゃんの体への負担も心配です。

この記事では、生まれ月ごとに初節句をどう考えればよいかを丁寧に解説するとともに、

「翌年に延ばす場合の注意点」
「五月人形を購入するベストなタイミング」
「周囲への連絡と段取りの立て方」

まで、はじめてのパパ・ママが知っておきたい情報をまとめてお届けします。


  1. そもそも初節句とは?端午の節句の意味をおさらい
  2. 5月生まれの男の子の初節句はどうする?
    1. 5月1日〜5日生まれは「翌年に延ばす」のが正解
    2. 5月中旬〜下旬生まれも「来年に余裕をもって」
    3. 5月生まれあるある Q&A
  3. 4月生まれの男の子の初節句はどうする?
    1. 4月生まれは「無理なら来年でOK」
    2. 4月上旬生まれで「今年やりたい」なら出産前の準備が必須
    3. 4月生まれの場合の準備スケジュール(目安)
  4. 3月生まれの男の子の初節句はどうする?
    1. 3月上旬生まれなら「今年の初節句」を目指せる
    2. 3月末生まれはどちらでも大丈夫
    3. 3月生まれで「ひな祭りとの兼ね合い」に気をつけて
  5. 6月5日にお祝い?「月遅れの端午の節句」とは?
    1. なぜ6月5日?端午の節句を1か月遅らせる理由
    2. ② 寒冷地での「暖かさ」を待つため
    3. ③ 田植えの超・繁忙期を避けるため
  6. 🗺️ 月遅れの端午の節句を行う「主な地域」
    1. 五月人形や鯉のぼりはいつからいつまで飾る?
  7. 初節句を翌年に延ばす場合の3つの注意点
    1. 注意点①:両実家への早めの連絡と説明
    2. 注意点②:五月人形・鯉のぼりの購入は来年でOK
    3. 注意点③:お祝いをいただいた場合のマナー
  8. 五月人形を買うベストなタイミングと準備スケジュール
    1. 五月人形の販売時期と売り切れ注意
    2. 購入前に決めておくべき3つのこと
  9. まとめ|大切なのは「正しい時期」より「家族の笑顔」

そもそも初節句とは?端午の節句の意味をおさらい

初節句とは、赤ちゃんが生まれてから初めて迎えるお節句のことです。
男の子の場合は毎年5月5日の「端午の節句(こどもの日)」が該当します。

端午の節句には長い歴史があり、もともとは中国から伝わった厄払いの行事が起源とされています。

日本では武家社会の風習と結びつき、男の子の健やかな成長と立身出世を願う行事として定着しました。
五月人形(鎧飾り・兜飾り・武者人形)を飾るのは、男の子の「身代わり」となって災いから守るという意味があります。

また、鯉のぼりは「どんな流れにも負けず力強く泳ぐ鯉のように、困難を乗り越えてたくましく育ってほしい」という親の願いを込めたものです。

一般的に初節句のお祝いは生後間もない赤ちゃんにとっての最初の節句を指しますが、生まれた時期によっては「今年が初節句なのか、来年が初節句なのか」の判断に迷うことがあります。


5月生まれの男の子の初節句はどうする?

5月生まれの男の子を持つ親御さんが最も頭を悩ませるのが初節句のタイミングです。

特に5月1日〜5月5日生まれの場合、産まれたその日や翌日が端午の節句になってしまうこともあります。

5月1日〜5日生まれは「翌年に延ばす」のが正解

5月上旬に生まれた男の子の場合、当然ながら今年の端午の節句(5月5日)に初節句を行うのは現実的に不可能、あるいは非常に無理がある状況です。

お母さんはまだ入院中、あるいは退院直後で体力が回復していない時期ですし、生まれたばかりの赤ちゃんにとっても外部からの刺激が多い賑やかなお祝いは負担になります。

この場合は翌年の5月5日(1歳の誕生日も近い時期)に初節句を行うのが最もスタンダードな対応です。
「初節句を1年遅らせる」という表現をすることがありますが、正式には「最初に迎える端午の節句」が初節句ですので、翌年が正式な初節句になります。

お誕生日と初節句を合わせてにぎやかにお祝いするのも、素敵な思い出になるでしょう。

5月3日に男の子を出産した私のお友達も、まだ入院中だったため旦那さんが用意してくれた陣羽織をかけて写真だけ撮って、初節句のお祝いは1歳の誕生日と一緒にやったそうです。

5月中旬〜下旬生まれも「来年に余裕をもって」

5月10日以降の生まれであっても、産後間もない時期。
お母さんの体への負担、五月人形をこれから揃える時間的余裕のなさを考えると、翌年に延ばすほうが賢明です。

5月生まれの場合は、とにかく「焦らずゆっくり来年に備える」という心構えが大切です。

5月生まれあるある Q&A

Q. 入院中でも何か簡単にお祝いできることはある?

A. 病院の許可がある場合、陣羽織や布製の小さな兜を赤ちゃんにかけて写真を撮るだけでも立派な記念になります。
スマホで撮ったその一枚が、後から振り返ったときに最高の思い出になることも。
本格的なお祝いは翌年に取っておきましょう。

Q. 来年に延ばすことを周囲にどう伝えればいい?

A. 両実家の祖父母や友人には、生まれてすぐか遅くとも年内には「今年はお母さんと赤ちゃんの体のことを考えて、来年に初節句を行います」と早めに連絡しておきましょう。

事前に伝えることで、お祝いを準備してくれている方々の計画も立てやすくなります。


4月生まれの男の子の初節句はどうする?

4月生まれの男の子の場合、生後1か月未満〜1か月程度で5月5日を迎えます。

「生まれて初めての節句だからこそ今年やりたい」という気持ちは十分理解できますが、現実面をよく考えることが大切です。

4月生まれは「無理なら来年でOK」

生後1か月前後の赤ちゃんは、免疫が弱く体温調節も未熟な時期です。
大勢の親戚を招いてのお祝いは、赤ちゃんへの感染リスクや刺激過多になる可能性があります。

また、お母さんも産後1ヶ月はまだ本調子ではなく、準備に奔走することで体調を崩してしまうケースも少なくありませんので、無理をしてでも今年やる必要は全くありません。

翌年の5月に、健やかに成長した我が子の姿でお祝いする方が、ずっと楽しく充実した初節句になるはずです。

4月上旬生まれで「今年やりたい」なら出産前の準備が必須

4月1日〜10日頃の生まれで「今年の5月に初節句をしたい」という場合は、出産前から五月人形や鯉のぼりの下見・予約を済ませておくことが絶対条件です。

3月に入ると店頭や通販サイトには五月人形が並び始めます。

人気のデザインや職人作の兜飾りは早い時期に売り切れることも多いため、お腹が大きいうちにパパが下見に行き、目星をつけておきましょう。
赤ちゃんが生まれてからお店に出向くのは、ママの体力的にも難しいことが多いです。

4月生まれの場合の準備スケジュール(目安)

時期やること
妊娠中(2〜3月)パパが五月人形・鯉のぼりの下見。
候補を2〜3点に絞る
出産後〜退院今年やるか来年にするかを家族で相談・決定
退院後(外出できる頃)今年やる場合は購入。
来年の場合はゆっくり検討
周囲への連絡決定したら両実家・友人に早めに連絡
4月下旬〜5月上旬食事会・会食の日程・場所を調整

3月生まれの男の子の初節句はどうする?

3月生まれの男の子は、生後約2ヶ月で5月5日を迎えます。

4月・5月生まれに比べると時間的余裕があるため、お母さんと赤ちゃんの体調次第で、今年のうちに初節句を行うことが十分可能です。

3月上旬生まれなら「今年の初節句」を目指せる

3月1日〜10日頃の生まれであれば、5月5日までに約2ヶ月あります。

産後の体力が回復し、赤ちゃんも少しずつ外出できるようになる時期と重なるため、今年の端午の節句にお祝いを行うことを目標に準備を進めるのがおすすめです。

五月人形の内飾り(武者人形・兜飾り)は3月20かの春分の日を過ぎた頃から飾り始めるのが一般的なので、タイミング的にも十分間に合います。

パパが先に下見をして候補を絞り、ママが外出できるようになった頃に一緒に購入するというステップが理想的です。

3月末生まれはどちらでも大丈夫

3月25日〜31日生まれの場合は、生後約1か月で5月5日を迎えます。

こちらは4月上旬生まれと同じく「今年やりたい場合は出産前の準備が必要」というケースです。
4月上旬ごろまでは五月人形や鯉のぼりを扱う店舗もあるため、下見を出産前に済ませておけば間に合う可能性はあります。

ただし、無理は禁物。
お母さんの体調が優先です。
焦る必要はなく、来年じっくりとお祝いしても何の問題もありません。

3月生まれで「ひな祭りとの兼ね合い」に気をつけて

3月生まれの男の子の場合、生まれた直後が3月3日の「ひな祭り(桃の節句)」と重なることもあります。

ひな祭りは女の子の節句ですが、赤ちゃんが生まれて間もない時期にお祝いが続くと家族全員がバタバタしてしまいます。

3月のひな祭り、4〜5月の初節句と行事が連続するからこそ、無理のないスケジュールを組むことが大切です。

6月5日にお祝い?「月遅れの端午の節句」とは?

端午の節句といえば5月5日ですが、日本の一部地域では1か月遅れの6月5日にお祝いする文化があります。

なぜ6月5日?端午の節句を1か月遅らせる理由

諸説ありますが、一般的に言われている月遅れの理由を紹介します。

① 季節感を「旧暦」に合わせるため

端午の節句は、もともと旧暦の5月5日に行われていた伝統行事です。
旧暦の5月5日は、現在の暦(新暦)に直すとちょうど「6月上旬〜中旬ごろ」にあたります。

② 寒冷地での「暖かさ」を待つため

東北地方や長野県(信州)、北陸などの寒冷地では、5月5日はまだ肌寒い日が多く、初夏の訪れを感じるには少し早い時期です。

「もっと暖かくなって、新緑が芽吹く最高の季節に男の子の成長をお祝いしよう」という、気候に合わせた実用的な理由から6月5日に定着しました。

③ 田植えの超・繁忙期を避けるため

農村地域において、5月上旬は「田植え(非常に忙しい時期)」のド真ん中。
猫の手も借りたいほど忙しいこの時期に、盛大なお祝い事をするのは至難の業でした。

そのため、「田植えがひと段落して落ち着いた6月5日に、家族みんなでゆっくりお祝いしよう」という、農業のサイクルに合わせた知恵でもあります。

🗺️ 月遅れの端午の節句を行う「主な地域」

月遅れの端午の節句は、主に以下の地域で今も大切に受け継がれています。

  • 長野県(信州)
  • 山梨県
  • 東北地方(岩手県や秋田県などの一部)
  • 北陸地方

五月人形や鯉のぼりはいつからいつまで飾る?

月遅れでお祝いする地域では、飾る期間も1ヶ月後ろ倒しになります。

  • 飾る時期: 4月中旬〜5月5日頃までに飾り始める
  • 片付ける時期: 6月5日の節句を過ぎてから(6月中旬頃まで)

5月5日を過ぎても、出しっぱなしではなく「うちは月遅れだから」と堂々と6月まで鯉のぼりを泳がせることができます。

私も長野県出身ですが、GW頃から鯉のぼりを飾り始めるのが一般的でした。


初節句を翌年に延ばす場合の3つの注意点

生まれ月に関わらず、初節句を翌年に延ばすことは決して珍しいことではありません。

大切なのは、事後に「知らなかった」「聞いていなかった」というトラブルが起きないよう、しっかりと段取りを踏んでおくことです。

注意点①:両実家への早めの連絡と説明

初節句の日程を翌年に延ばす場合は、両実家の祖父母に早めに、丁寧に連絡することが最重要です。

「今年の節句はどうするの?」と聞かれてから答えるのではなく、こちらから先手を打って伝えることが大切です。

伝える際は「お母さんと赤ちゃんの体調を最優先に考えて、来年に改めてお祝いを行います。その際はぜひみなさんにもご参加いただきたいと思っています」という言葉を添えると、祖父母も納得してくれるでしょう。

注意点②:五月人形・鯉のぼりの購入は来年でOK

初節句を翌年に延ばす場合、五月人形や鯉のぼりも翌年に購入して大丈夫です。

むしろ焦って今年の残り在庫から選ぶよりも、翌年の早い時期(1〜2月頃)にゆっくりと選んだ方が、デザイン・価格ともに豊富な選択肢から納得のいくものを選べます。

人気の職人作の五月人形は生産数が限られているため、翌年の購入は1〜2月中に動き出すのがベストです。

注意点③:お祝いをいただいた場合のマナー

「今年やらない」と決める前にお祝いをいただいてしまった場合でも、慌てる必要はありません。

お祝いをくれた方に「おかげさまで元気に生まれました。初節句は来年に行いますので、その際はぜひ一緒にお祝いしてください」と伝え、改めて食事会などにご招待する形を取れば、礼儀として十分です。


五月人形を買うベストなタイミングと準備スケジュール

生まれ月にかかわらず、初節句の準備をスムーズに進めるための基本スケジュールを確認しておきましょう。

五月人形の販売時期と売り切れ注意

五月人形は毎年3月上旬から店頭に並び始め、4月中旬〜下旬には人気商品が売り切れてしまうことが多いです。

特に職人が手作りした「作家もの」や、有名人形師の兜飾りは早めに動かないと希望のものが手に入りません。

時期五月人形の状況
1〜2月早期予約受付スタート。
選択肢が最も豊富な時期
3月上旬〜店頭展示スタート。
ピーク前で比較的ゆっくり選べる
3月下旬〜4月上旬人気モデルに在庫切れが出始める
4月中旬以降売り切れ続出。
残り在庫から選ぶことになる
GW明け〜翌年用の早期予約が始まるショップも

購入前に決めておくべき3つのこと

五月人形を買いに行く前に、家族で以下の3点を明確にしておくと迷わずスムーズです。

① 予算の上限を決める

五月人形の価格帯は非常に幅広く、数万円のコンパクトなものから数十万円の本格的な鎧飾りまであります。
両実家からお祝い金をいただく場合はその金額も考慮に入れながら、無理のない予算を先に決めておきましょう。

② 飾る場所のサイズを測っておく

お店に行く前に、飾ろうと考えている棚やスペースの「幅・奥行き・高さ」をメモしておくことが重要です。
実物を見ると大きく感じても写真では伝わりにくいことが多く、帰宅して「入らなかった」という失敗談は後を絶ちません。

③ 収納場所も確認する

五月人形は1年のうち11か月は収納した状態になります。
箱のサイズがクローゼットや押し入れに収まるかも、購入前にしっかり確認しましょう。


まとめ|大切なのは「正しい時期」より「家族の笑顔」

初節句は一生に一度の大切なお祝いです。
しかしそれは「必ず生まれた年の5月5日に行わなければならない」という意味ではありません。

  • 5月生まれは翌年に行うのがスタンダード。焦る必要はゼロ
  • 4月生まれも基本は翌年。今年やりたいなら出産前の準備が必須
  • 3月生まれは体調次第で今年も来年もOK。無理なく計画を
  • 地域によっては1か月遅れでお祝いする「月遅れ」もある

最も大切なのは、お母さんと赤ちゃんの体を第一に考えること、そして家族みんなが笑顔でお祝いできる環境を整えることです。

初節句を翌年に延ばす場合は、早めに両実家へ連絡を入れ、五月人形は翌年の1〜2月を目安にゆっくりと選びましょう。

焦って妥協したものより、じっくり選んだお気に入りの一品の方が、長く大切にできます。

赤ちゃんの健やかな成長を願う気持ちに「正しい時期」は関係ありません。
家族の都合と体調に合わせて素敵な初節句を迎えてくださいね。

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